にぶい音が近い!

サザナミの雑多を書き連ねる場所。

『カブるモ』を新歓企画でやってみた。

 

初めに

先日、にほんばれにて『カブるモ』という企画を行いました。今回はその振り返り記事です。他のところでされる方はぜひ参考にしてください。

『カブるモ』は与えられたお題の中でみんなと違う答えを出すゲーム。詳しくは下のブログをご覧下さい。

【企画】「カブるモ!」〜かぶっちゃやーよ〜交流レクリエーション〜 反省&過去問【ポ1オン秋の7連番企画】 - ほうこうレポート

 

振り返り

やってみた感想としては、
①新歓に使うにはリスクが大きい
②同じ範囲の知識を持ってる人が多くいたほうがいい

といった感じです。

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

①新歓に使うにはリスクが大きい

一番の懸念点は、知識量のバラつきです。なにせ思いつかなかったらギブアップしかできない競技なので。

今回参加してくれた新入生は1人、小学生の頃からポケモンをやってて、なおかつ実況動画などからある程度の対戦知識を得ている人でした。そのため、対戦や基礎知識の方面のお題を出すことでなんとか難易度調整は上手くいきました(多分)。

しかし、『剣盾から始めた』『ポケモンをあまり知らない』人が来た場合、もしくは実機勢やカード勢のように知識の範囲が被っていない人たちが参加した場合、問題の用意に困ることになります。どんな人が来るか分からない新歓期だからこそのデメリットと言えるでしょう。

逆に『全員が実機の対戦をしている』などの共通した知識の範囲を持っているという事前情報があったりする場合は、新歓企画として採用するハードルは下がると思います。

 

②同じ範囲の知識を持ってる人は複数人いたほうがいい

今回の参加者は平均4人、最大5人とかなり少なかったです。その中で、外伝系のゲームに精通している人は1〜2人。そのため、みんなが知らないような変な回答をしようとするとだいたい通ってしまうのです。

「僕は実機のことしか知らないから狭い選択肢で戦わなきゃいけないけど、あの人は自分たちが知らないジャンルで毎回易々と突破してる…」なんて状況は、あまり良いゲーム体験とは言えないと思います。そのため、同じような答えを出せる人を複数人用意しておき、とっておきのマイナー知識を持ってきてもそう簡単には通らないようにしたほうがいいでしょう(その方がゲーム難易度が上がって駆け引き要素も強くなりますし)。

 

じゃあどんな場面に向いてるの?

これは「変な回答を出す人が多い場面」だと思います。カブるモの見どころはなんといっても変な回答。出題者ですら予想してなかった回答が飛んでくるのが面白いところであり、その変な回答同士が“カブる”ことによって無難な回答で1人抜けした人もより輝くのです。

もちろん4つしかないイスを5人で奪い合う心理戦も良いですが、「変な回答」の存在はこのゲームの味を格段に引き立てるスパイスとして、なくてはならない要素といっても過言ではありません。

 

閑話休題

ところで、「変な回答を出す人が多い場面」ってどこでしょうか?どのサークルにも都合よく知識王がいるとは限りません。それも複数人となれば尚更です。知識王がいっぱい集まる場所となると…『交流会』なんてどうでしょう?

全体の人数が増える交流会なら参加者もそこそこ確保できますし、知識王も空気読みの天才もそれなりにいるでしょう。観客や視聴者として見てるだけでも楽しいですので、企画のひとつにいかがでしょうか?

 

余談:『チーム戦カブるモ』の提案

『カブるモ』の魅力は『被らないようにする』ことだけに留まりません。本来のルール的には想定されていませんが『相手の回答に被せる』のも楽しいのです。そのため、どちらの要素も取り入れれる形をとった『チーム戦カブるモ』というルールを提案します。

 

まずは簡潔にルール説明から。

参加者は複数のチームに分かれますが、回答は通常のカブるモと同じく一人一人で行います。そして、最終的に一番点数が多い人が入っていたチームの勝ちになります。

 

つまり、味方の得点が一番高い人は誰とも被らない回答を目指しつつ、他の人は別チームの回答と被らせにいく…なんてことができるわけです。チーム内で答えの共有を不可にしておけば、時に味方同士で足を引っ張り合う混沌としたゲームにもできます。

このルールは人読みが重要になってくるので、既に参加者同士の仲が深まっている場向けのルールかもしれません。

 

終わりに

乱雑な文章でしたが、新歓におけるカブるモの有用性(?)を知りたがっていた人がいたので、軽く振り返りをしてみました。皆様のお役に立てれば幸いです。(今回やそれ以前にカブるモで使ったお題は全部保管しているので、欲しい人がいたら連絡下さい)

以上、4月以降の新歓企画決めに四苦八苦しているサザナミがお送りしました。