にぶい音が近い!

サザナミの雑多を書き連ねる場所。

とーってもからいたべものをたべるよっ!

はじめに。

サザナミちゃんは、精一杯ぶりっ子した時の自分の声がかわいいことを根拠に、自分がかわいいことを信じてやまない成人男性である。そのことを頭の片隅に置いた上でお読みいただければ、少しばかりは読者諸君の理解の助けになるだろうか。(こんな調子でキツめの怪文書を書き連ねていくから、耐えられない人は回れ右推奨だよ。)

 

ぷろろーぐ。

かわいいサザナミちゃんの涙ぐんでる姿が見たい。辛いのに逃げることを許されず、健気に必死に頑張る姿がみたい。

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…そうだ、激辛ペヤングを食べよう。

 

ということで始まった激辛ペヤング実食企画。今回の目標は主に3つ。

①完食する

②できるだけ味変無しで食べる

③ 涙ぐんでるサザナミちゃんを愛でる

…条件、厳しい?

勿論、そんなことは分かりきっている。なにせ先人たちの苦しむ姿を彼らのブログで見てきた身である。(②は小細工が通用しない相手であることをそのブログから読み取ったが故の項目ではあるのだが)

 

しかし、僕には彼らとは違う最大の強みがある!

そう、条件付きで自分がかわいいのである。涙ぐんでいる自分が、少しばかり窮地に追いやられ精神的負担で弱っている自分がかわいいのである。

『痛みに耐えかね涙を流すも、その手を止めることは許されない…』

そんなシチュエーションに苦しむサザナミちゃんをおかずにすれば、白飯3杯、否、激辛ペヤングの1つくらい平然と平らげてしまえるだろう。

 

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飲み物はなぜか冷蔵庫にあった檸檬堂の原液タイプ。アルコールで感覚を鈍らせれば少しでも辛さを誤魔化せるかという小賢しい考えの表れである。大体1:1くらいで、コーラで割って頂きます(思ったよりコーラ残ってなかったせいで濃いめを余儀なくされてる)

 

たべる。

匂いは思ったより辛そうじゃない。箸についたキャベツを味見。

…あ、辛いわこれ。

少量だからまだ平気な顔してるけど、一気に食べたら死ぬ気がする。

まあ、箸を進めないことには始まらない。ひかえめな一口。今日の僕は特殊型。

 

…かっらい。なにせ性格ひかえめのポケモンはからい食べ物が大の苦手なのです。いたい。そろそろ冗談言えなくなってきた。まだ二言目くらいだけどももうダメ。最初の一言は余裕ぶって淡白にスタートさせたけど、もうそんな小細工できない。泣いてます。驚くほどに泣いてます。涙ってこんなに出るもんなんだなって思うほど泣いてます。気を紛らすためのレモンハイが進む。でも痛い。他のこと考えれないくらいには痛い。泣いてるサザナミちゃんかわいいとか言ってる余裕ない。やばい。二口目食べたくないけど。こんな体験2回もしたくないけど。死んじゃうって。命の危険を感じる辛さだって。ごめんなさい。ギブアップです。ごめんなさい。痛いです。まって、だめ。だめ。いたい。たすけて。激辛ペヤングに2口以上口をつけた人間だけが私に石を投げなさい。というか投げてください。多分今なら石投げられるくらいの方が気持ちいい。あ、飲み物なくなっちゃった。…僕こんな短時間でレモンハイ1杯飲みきっちゃったの⁉︎ダメだって。酔いが回って大変なことになるって。全然辛味も紛れないのに。だめ。からい。つらい。たすけて。ゆるして。ごめんなさい…

 

まだまだ。

ということで激辛ペヤングは最初の一口でギブアップ。正直舐めてました。辛い以外の物事を考えれなくなる程だとは思ってなかった。心が折れたので僕の冒険はここで終了です。

 

とはいえ、食べ物を粗末にするのは絶対に避けたい。という訳で、一度水ですすいで辛さを少し落としてきました。軽く火にかけ、ついでにオタフクソースとマヨネーズいっぱいで味付け。純粋なソース焼きそばを食べるのもかなり久しぶりかしら。

それでは再度、実食。

…うん。普通に辛い。強烈な痛みではないけどあと引く感じはそのまま残ってる。最初に予想してたくらいの辛さくらい。

もうこの時点で目標②のことは完全に忘れてたりする。ゆっくり食べてる。この時点で酔いが回ってきて、レモンハイを注いだ過去の自分を恨み始めてる。泣いたせいか酔いのせいか、顔が真っ赤になってる。特に目元。それにしても辛い。少しはマシにはなったけど、後引く辛さと命の危険を感じさせる辛さだけはちゃんと残ってる。美味しいけど辛い。手が止まらないけど進まない。一気に食べ過ぎたらさっきみたいに死んじゃうもん…

 

結局、翌日の昼までかかって完食しました。正直、もう二度とやらない方がいい気がする。

 

えぴろーぐ。

友人にマウントを取れてブログのネタにもなって…と軽い気持ちで買った激辛ペヤング。痛みにめっぽう強いドMになりたいと心から思ってしまった日はこれが最初で最後だろう。

この経験を二度と繰り返すべきでない禁忌とするか乗り越えるべき壁とするかは未来の自分に任せるとして、ひとまず無事に食べ切れたことに安堵している。

次に無茶をする時は、肉体的痛みを伴わないことをしよう。そこで精神的に弱ったサザナミちゃんを愛でることができるかは今の僕には分からないけれど。